アンティークとブロカント
ファッションと同じように写真館にも流行りがあります。
私が子供の頃一般的だった背景紙を使った撮影スタイルから、インテリアを作り込んで撮影するハウススタジオ型に変化して久しいですが、今、日本のフォトスタジオではアンティークが流行しているようです。
フランスなどから輸入した本物のアンティーク家具で空間を彩り、ドレスを纏って撮影するスタイル。
日本にいながら海外にいるような雰囲気の中撮影できるとあって人気です。
この流行は今後しばらく続くとみられ、アンティーク家具とドライフラワーの空間を売りにしたスタジオは益々増えていくことでしょう。
一方アトリエノエルはというと、海外のような雰囲気という点は共通しているのですが、アンティークというよりはブロカント(古道具)が似合うイメージです。
素朴で田舎っぽい、牧歌的とでもいうようなテイスト。
あとこれは個人的にはプラスだと思っているのですが、アトリエが本当に田舎にあるということ。大通りには面していないし、周囲は田んぼばかりだし、ナビを使っても道に迷う人多数。
こんなところで本当に商売が成り立つの?と思わなくもないけれど、この周辺の環境も含めてアトリエノエルの世界観は構築されているのだと思っています。
アンティークの次はこれが来る!……かどうかはわかりませんが、私たち夫婦はこういう雰囲気が好きなので、自分たちの好きを表現する場として、これからもこの路線でアトリエノエルを成長させていきたいなと思っています。
万人受けはしないでしょうけど、好きな人は好き。
アトリエノエルを好きになってくれる人がたくさんいたらいいな。
子供写真をおしゃれに残すならアトリエノエル
一歩足を踏み入れると、そこは物語の世界。
日常からほんの少し離れ、家では撮れない1枚を。
隠れ家撮影プラン「カシェット」のテーマは非日常。
その人らしさが残ると同時に、新たな一面が垣間見える。
そのバランスを重視して撮影します。
ベビーや誕生日記念、何でもない日でも。
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