フォトスタジオで撮る写真の意味
私は基本的に写真はアートだとは思っていないタイプです。
語弊を恐れずに言えば、パパママが撮る普通の記録写真こそが一番価値があると思っています。結婚式の生い立ちムービーなどで流れるような写真です。
そんな私がスタジオという創られた空間で着飾って撮る写真には、いったいどんな意味があるのだろうといつも考えています。
これまた語弊を恐れずに言えば、コスプレ写真とも言えるわけで。
(コスプレを否定しているわけではないですよ。念のため)
アトリエノエルには二つのプラン、カシェットとティサージュがあります。
前者がスタジオ撮影、後者が出張日常撮影のプランです。
前述の通り私は日常写真に価値を感じているので、ティサージュはどうしてもやりたかったことを形にしたプランです。
一方のカシェットは元々持っていたハード面(アトリエやガーデン)を活かすために作ったプランです。
お客様にとって何の縁(ゆかり)もないこの場所で撮ることの意味ってなんだろう。
正直まだ明確な答えは出ていません。
でもここで撮影した写真を見て、「かわいい!」「素敵!」と喜んでくれる顔を見ていたら、シンプルにそれでいいんじゃないかという気もします。
写真って撮ることが大事なのはもちろんですが、見返すこともとても大事。
撮ったきり一度も見返さない写真のなんと多いことか。
「かわいい」「素敵」っていうのも見返したくなるには必要な要素だろうと思うのです。
待ち受けにしたり、お部屋に飾ったりしたくなる写真。
そういうものを残せたらこのプランにも大きな意味があるのかな。
子供写真をおしゃれに残すならアトリエノエル
一歩足を踏み入れると、そこは物語の世界。
日常からほんの少し離れ、家では撮れない1枚を。
隠れ家撮影プラン「カシェット」のテーマは非日常。
その人らしさが残ると同時に、新たな一面が垣間見える。
そのバランスを重視して撮影します。
ベビーや誕生日記念、何でもない日でも。
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