笑った写真。笑わせた写真。
小さい子の撮影でパパやママが心配することの一つに、ちゃんとニコニコ撮れるかな?ということがあると思います。
人見知りだったり、イヤイヤ期だったり。
正直な話、撮影中ぜんぜん笑ってくれないこともあります。
でも私はそれが今の姿なんだからそれでいいじゃないって考えています。
昔ほど笑顔の写真にこだわらなくなったような気がします。
「いや、それはカメラマンとして逃げでしょう」と言われるかもしれませんが、少なくとも私の中ではそうではなくて。
アトリエノエルを始める前、スタジオ勤務だった頃はやはり笑顔にこだわって撮影していたと思います。
小道具を使ったり、テンションを上げまくって、なんとか笑顔を引き出そうとしていました。
でもそうやって撮った写真って、「笑った写真」ではなくて「笑わせた写真」なんですよね。
もちろん、そういう写真を否定するわけではないですが、アトリエノエルとしては自然な笑顔を残していきたいなと思っています。
だからあまりムキになって笑わせることはしません。(少しはしますよ)
その代わり、余裕のある時間配分の中で、その子のペースに寄り添いつつ撮影していきます。緊張しているなら時間をかけてその緊張を和らげてあげられるように。
その結果笑ってくれれば良いし、もしそれでも笑わないのであれば、それはもうその子の強い意志として受け止めてあげるのがいいんじゃないかなと思います。
パパもママもそのくらいの気持ちで撮影に望んでもらえると、心に余裕を持つことができるのではないでしょうか。
さて、アップした写真の子ですが、最初は本当に人見知りで全然笑ってくれませんでした。
でもその時のとんがった唇や表情だって、笑顔に負けないくらい尊いものだと思うんです。絶対に残しておいてあげたい。
その後じっくり時間をかけてほぐしていって、最終的には最高の笑顔を見せてくれました。不機嫌な表情があったからこそ、より輝いて見えました。
アトリエノエルでは「絶対に笑顔の写真が撮れる」とは言いませんが、できるだけいつものその子らしさを引き出せるように意識して撮影していきます。
うちの子人見知りだから……と諦める前にぜひアトリエノエルにお越しください。
子供写真をおしゃれに残すならアトリエノエル
一歩足を踏み入れると、そこは物語の世界。
日常からほんの少し離れ、家では撮れない1枚を。
隠れ家撮影プラン「カシェット」のテーマは非日常。
その人らしさが残ると同時に、新たな一面が垣間見える。
そのバランスを重視して撮影します。
ベビーや誕生日記念、何でもない日でも。
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